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神戸にはあさってだ。 一晩ゆっくりとして、その翌日の木曜日には乗船なんだな~ はたして それまでにこの航海記は終了するのだろうか・・・・ 世界一の朝食の 世界一の難関は「たまご」割りであった・・・・ 卵の横にある、この細長い器具。 これが卵の殻割りだ・・・・ 実際に殻を割るのではない カップを卵にかぶせて 丸い玉を上から落とす するとカップの内側についている刃が 卵の殻に食い込んで その上部を取り外しやすくするって仕掛だ・・・・ ただし 上手く出来ればだがね。 この器具は銘銘にひとつずつあるわけではない 各テーブル、概ね4人に一本あれば良いほうだ。 ホテルからそこそこの数を持ってきてはいるのだろうが とても300人オーバーに十分行き渡るだけはない。 後で聞けばこのホテル、60人限定でこの朝食が供されるとか ホテルから4人の厨房スタッフ、 10人近いサービススタッフも来てはいるのだが とても全体に目が届くはずもない。 当然本船のクルーも、一通り説明はされているのだろうが この卵割りひとつとっても なかなか難解至極だ。 本船のサービスクルーが、やって見せてはくれたのだが・・・・ 卵全体に亀裂が入るだけ・・・・ おもわず そーして殻を割るのかと、思ってしまったぞ。 ところが他のテーブルで、ホテル側クルーのやりようを見ると 違うのだな なかなかコツがあるらしい。 隣の方がやると・・・・ 殻がこのカップに張り付いてしまって 取れやしない。 このままだとアタシが使えないのだが・・・・ 一生懸命振ったり、指ではずそうと試みている。 終いには それをアタシのほうに見せ、 こんな状態なんですぅ~ やっとそれに気がついたホテル側クルーが 「良くあることです」と 厨房へ持ち去って、取り外してきてくれた。 そのようなことは、他のテーブルでも多発していたな。 やっと自分の卵の殻を割ることが出来たのは 食事が始められるようになって 10分近くは経過していたンぢゃないか? おかげさまで アタシは無様なことにならずにすんだけどね。 それでも殻に白身が残ってしまったネェ・・・・ いや 食事自体は大変に美味しかったよ。 でも 折角の「世界一の朝食」を頂いた気はしないナァ まず テーブルのスペースが狭い これだけのものを用意するスペースには 本船のダイニングスペースでは足りない。 おそらく 60人を限定としているホテルでは もっとゆったりとしたスペースが、確保されていることだろう。 それが一番大きい。 このセットだけでも 前日の夜食が終わった後 サービスクルー総出で、夜中の2時過ぎまでかかって、セッティングされたそうだ。 フレッシュジュースも 直前まで、ホテルクルーが絞っていたそうだ。 この朝食が実現するまで オーナーシェフは、何度も本船へ足を運んだそうだ。 坂出に停泊しているときにも、わざわざ足を運んで 本船のパン焼きを確認したそうだ。 ホテルと同じようなパンが出せるだろうかって。 それら諸々の苦労があって 今回の「世界一の朝食」となったわけだが・・・・ 無理だナァ 余裕がないよ。 食事スペースもだけどね 本船側にもね 何もかもがね カフェオレお代わり頼みたくても このフレッシュジュースの中身を知りたくても このコンフィチュール、何?って聞きたくても まだね 不埒なクルーズ・・・・もとい、プラチナクルーズならね 良いかもしれない。 あれだと乗船客数を限定してるからね このオアシスクルーズよりは、余裕があるだろうからね。 まだ出来たかもしれない。 でも オアシスでこの朝食を サービスするのは 無理だと思う。 折角の「世界一」が伝わってこない。 折角のみんなの努力が 活きて来ない。 お客さんに十分伝わらないのぢゃないかと思う。 とても 惜しいことだと思う。 あとで お客さんの意見として聴きたいと マネージャーに問われたけど 「残念だけど、止めたほうが良い」と答えた。 アタシとしては 出来ればホテルでもう一度 この世界一の朝食を戴きたいとは、思っているのだけどさ。
by ViceCaptein
| 2009-06-08 08:32
| 航海日記
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